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2022.03.03

換気を考える

こんにちは、礒です。

 

徐々に暖かくなってきましたね。

 

ですが花粉症には辛い季節が始まってしまいました…

 

だからというわけではないですが、

 

今計画中の住宅の換気システムについて検討しています。

 

情報収拾を兼ねて以前からお付き合いのある株式会社キムラの池田さんを事務所にお呼びして、

 

最新の省エネ、設備関係のお話を色々と伺いました。

 

池田さんは「厚木の家」の床下空調システム「エアボレー」を採用して以来のお付き合い。

 

今回ご紹介いただいたのは第一種換気のダクトレス全熱交換換気システムの「Air save」。

 

第一種換気とは機械排気と機械給気の換気システムのことですが、

 

ちなみに第三種換気まであり、第二種は自然排気と機械給気、

 

第三種が機械排気と自然給気の組み合わせです。

 

 

実際に実物を事務所に持ってきていただきました。

 

重いのにわざわざありがとうございます。

 

右側の白いパネルが室内側、黒い部分が室外側です。

 

 

内部構造も見せてもらいました。

 

メンテナンスのこともあるので簡単に分解できるのか重要な部分です。

 

 

この蓄熱セラミックが優れものでここで熱交換が行われます。

 

ハニカム形状なので蜂の巣みたいですね。

 

構造はこんな感じです。

例えば夏の場合、換気は室内の冷房された空気が蓄熱セラミック通ることで冷やされ、

 

数十秒後に自動で給気に切り替わり、外部の暖かい空気が冷えた蓄熱セラミックを通ることで、

 

空気が冷やされ冷気を室内に送り込むことができるシステムとのこと。

 

冬は夏の逆の仕組みになります。

 

これを2つ1組で連動させて交互に給排気を行うそうです。

 

全熱交換とはこのことなのですが最大のメリットは熱ロスが少なくなること。

 

 

第一種換気システムはシェアのほとんどがダクトを使うシステムなのですが、

 

このAir saveのポイントはダクトレスと価格でしょうか。

 

メンテナンス面もフィルターや蓄熱セラミックが水洗いできるのもありがたいですね。

 

どうしてもダクト有りの場合、経路や施工、メンテナンスや天井懐のサイズ、

 

コストなどがネックで採用になることがありませんでした。

 

通常の第一種換気より安価で、メンテナンスも容易ならば採用のハードルは一気に下がります。

 

ただ、室内パネルの大きさや設置位置などの制約や意匠との兼ね合い、

 

断熱、気密性能向上のコスト増も検討は必要そうです。

 

その辺りがクリアできれば魅力的な商品だと思いました。

 

 

ここ数年は特に中間期の気持ちいい季節が減ってきている気がします。

 

夏は猛暑で春や秋は花粉やPM2.5、冬は寒いし…

 

なので基本窓は開けないという人も多いのではないでしょうか。

 

実際、窓を開放的に開けて気持ち良い日は年間に何日あるのか…

 

昔のように換気や通気は窓を開ければ済む話ではなくなってきています。

 

窓を開け放つ気持ちよさや情緒、風情は捨てることなく残しながら、

 

しっかりと安定した住環境を確立していくこが今後の課題でしょうか。

 

設計や考え方も日々更新させる必要があると改めて感じます。

 

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