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2023.03.20
共感する建築
こんにちは、スタッフの吉田です。
先日、東京シティビューで開催中の「へザウィック・スタジオ展」へ行ってきました。
へザウィック・スタジオは1994年にロンドンで設立された、
世界各地で革新的なプロジェクトを手掛けるデザイン集団です。
開催されて初めての休日ということと展望台が目的の方とあわさって、多くの人が見学されていました。
6つのセクションに分かれて、これまでの多様なプロジェクトの模型や素材サンプル、
スケッチ、実際の写真、インタビュー映像などが並んでいます。
一番初めに目に付いたのは電気自動車のコンセプトカー「エアロ」
左右に開くドア、車内は前後左右にシンメトリー。
建築物のエリアに行く途中にはスケッチの数々。
そして見えてきたのは上海万博英国館。種子をテーマとした独創的な建築の「種の聖殿」です。
種の中に吸い込まれていくような雰囲気が面白いです。
こちらは日本で初めてのプロジェクト、麻布台ヒルズ ガーデンプラザ。
最も印象的だったのはインタビュー映像の中で、
どんなに大きなプロジェクトの模型を作る際でもヒューマンスケールを意識しながら、
地点ごとにどのような見え方をするのかを確認・検討していくということでした。
多くの方が写真を撮っていたGoogleの社屋「Google Bay View」。
キャノピーの屋根がテントのように全体を包み込み、開放的につながっています。
素材の違う様々な模型があり、その多くが人がどう過ごすのかを想定して細部まで作られており、
また、様々な視点から見ることができる配置になっているため、
周ってみたり、覗き込んだりしていました。
その後、少し歩いて建設中の麻布台ヒルズへ。外装はかなり工事が進んでいます。
インタビューで話していた、各場所からの見え方や雰囲気などを実際に味わうのが楽しみです。
yoshida