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2024.10.04

火祭薪能

こんにちは、スタッフの田原です。

 

大山阿夫利神社改修工事に携わっている関係もあり、先日、大山火祭薪能へ行ってきました。

 

屋外の能楽殿で夜間にかがり火を焚きながら行われる大山の薪能は、なんと300年の歴史があると言われています。

神事に先立って、大山能楽社保存会の子どもたちによる能楽の発表があり、仕舞や狂言を真剣な表情で演じていました。

 

私にとってはこの日が初めて能楽に触れる機会だったので、

 

小さな頃から伝統芸能に親しめる環境があることを羨ましく感じました。

火祭神事のあと薪に火入れされると、ぐっと辺りが暮れてきて、薪能が執り行われました。

かがり火に照らされた能楽殿はとても厳かな雰囲気に包まれていました。

 

能楽殿の背景には自然の松が望め、その奥行きや広がりは大山の自然の一部のように感じられました。

火の匂いや薪のはぜる音

能楽殿の建つ池の水のゆらぎ

衣装を揺らすそよ風

 

全てが屋外ならではの魅力で、この薪能が大山の神様に奉納されるものであることを

 

五感を研ぎ澄ませながら実感することができました。

 

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