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2023.06.12
敷地を読み解いて
こんにちは、スタッフの田原です。
先日、今度新しく始まる住宅プロジェクトの敷地を見に行ってきました。
この敷地は、いわゆる「旗竿地」と言われる形状の土地で、
道路に接している間口が狭い敷地が路地状に伸びていて、その奥にまとまった敷地がある土地のことを言います。
隣地境界の状況や周りの建物の様子、土地の高低差、日の当たり具合、風通しなどなど、
敷地とその周辺を念入りに歩いて観察します。
今は実際に現地に行かなくてもマップの航空写真やストリートビューで情報を得ることもできますが、
やはりその場に立ってみないと得られない情報は設計にとって欠かせないとても大切な要素になります。
旗竿地ではありますがこの敷地は少し高台にあるため、風が吹くとスーッと抜けて気持ちが良く、どことなく空も広く感じました。
今回調査した周辺状況を敷地模型に落とし込んで、設計の検討を重ねていきます。
重要な敷地模型を作ってもらうべく、オープンデスクのFさんにも同行してもらいました。
気づいたことは図面にメモして模型に活かしていきます。
まだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、どんな住まいになっていくのか今からとても楽しみです!
tahara