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柿生の家works

project data

所在地:神奈川県川崎市

竣工:2020.12

用途:専用住宅

延床面積:73㎡

写真:西川公朗

施工:株式会社前田工務店

工事種別:新築
構造種別:木造2階建

 

 

 

 

 

丘陵地の頂上部に位置し遠く丹沢や多摩丘陵を望む敷地に建つ、ご夫婦お二人の住まいです。

北側に公園、西側と東側は3m以上の高低差のある隣地に接した、見晴らしの良い場所にあります。

初めて敷地を見た時に、大仰な姿ではなく、おおらかな屋根がそっと架り、慎ましく佇んでいる小屋のイメージが浮かびました。

また、当初建主が平屋を希望されたこともあり切妻屋根の佇まいが相応しいと感じました。

プランも建物と呼応するようにシンプルであることを心がけ、大きなワンルームのような一体的な空間で暮らしが展開するイメージで設計を進めました。

 

建物は抜けの良い敷地の特性を活かすため、東西方向に抜けをつくり水廻り以外は仕切りのない明快な空間。

1階床は土間テラスへの出入りが容易なように、地面からの高さを抑えたスラブ仕上げとし、冬季の寒さを考慮してスラブ下に地中蓄熱式輻射床暖房システムを採用しました。

東西の軒下空間は室内の土間続きで仕上げを揃え、内外が緩やかにそして自然につながるように意図しています。

壁は珪藻土、天井は根太梁、梁表しの簡素な構成と自然素材が暮らしを包み込みます。

 

2階も間仕切りのない構成。床は畳敷のゴロゴロできる寛ぎ空間。

吹き抜けは1階とつながり、程良い距離感が保てるように配慮しています。

屋根勾配を利用することで1階は軒先を感じる通りの良い開放的な空間が生まれ、

主寝室を兼ねた2階はテントのような安心感のある空間を最小限の勾配操作でつくりだしています。

 

建主がDIYで仕上げた道路面の板塀は歩行者の視線を緩やかに遮る役目として大活躍。

建主と選んだアンティークの無双引戸は時の繋がりを感じることが出来ます。

外観は静かで落ち着いた佇まいとなるよう高さを抑えた平屋に近いスケールを意識しました。

街並みに溶け込み風景の一部になればと願っています。

 

豊かな景色と外部空間を取り入れた、大地と優しくつながる包容力のある住まいです。

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