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2025.10.12

SDレビュー2025

こんにちは、スタッフの濱田です。

 

先日、代官山のヒルサイドテラスにて毎年行われているSDレビューに訪れました。

 

建築家・槇文彦氏の提唱から始まり

 

現代建築を伝える場として入選された設計者たちの思考を

 

ドローイングや模型を通じて感じられる場として1982年から現在まで続いています。

 

若手から経験豊かな建築家の様々な作品から、

 

現代建築のトレンドや関心領域などが読み取れる貴重な展示です。

 

 

かなり個性的な作品が多かったのですが、個人的に気になった作品を紹介できればと思います。

 

 

桐圭佑氏の「白樺の森のヴィラ郡」

 

3作品ある中で共通しているのが目の前の自然をどう切り取り、感じながらそこに身を置くのか。

 

それぞれ切り口は違えど、北海道の富良野という自然にありふれた場所を生かした計画で、

 

自然と幾何的なものが上手に融合していて、体感してみたさが一番にありました。

 

 

やはり自然と絡む設計には目が行ってしまいがちだと改めて思える作品たちでした。

 

 

原田雄次氏の「八幡野の小屋」

 

続いても自然との繋がりがある作品ですが、こちらは使用する部材に重きを置いていて、

 

小さくする事で自力で建物を配置しやすくし、自然の在り方の隙間に「作る、住む」ことで

 

記憶として自然と結びついていく、といった作品。

その点、模型の細かさが際立ち、イメージがしやすい展示でした。

 

 

個人的にですが、以前にほんの少しだけ関わった事があるためか、

 

当時の活躍もさることながら、構想や細かさにしばらく見入ってしまっていました。

他にも魅力的な作品が数多くありましたが、今回はこの辺りで終わりにします笑

 

開催期間はもう終了しているため、また来年も楽しみに待っていたいと思います。

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