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2021.05.12
日常
地域に根ざし、その街の入り口になっている人たちを取材し、
地域の日常を再発見することを探る「日常」の創刊号。
真鶴にある、泊まれる出版社の真鶴出版が新しく創刊した雑誌です。
特集はまち全体を宿と見立て、まちぐるみで宿泊客をおもてなし、
地域価値を向上させていく仕組みを取材した「ようこそ、まちやどへ。」。
まちやどのつくり方やオーナーの座談会などを紹介しています。
コロナが収束したら行ってみたい〝まちやど〟ばかりです。
旅行やイベント、外食など非日常が難しくなった今、
自分の身の周りを見つめ直す機会が増えました。
そんな日常にそっと寄り添ってヒントをくれる雑誌だと思います。
デザイナー・ナガオカケンメイさんの
「コンセプトの終わりと、閉じていく時代のはじまり」。
色々と考えさせられるインタビューです。
創刊にあたってのコメントでこのように書いてあります。
日常のおもしろさを見つけられるのは、先入観をなくし、自ら日常に入り込もうとした人だけだ。
〝本来出会わなかったはずの人〟とつながったとき、日常という世界は一気に広がり始める。
皆様も日常にある素敵な世界を探してみてはいかがでしょうか。
ご興味のある方は真鶴出版のサイトより購入できますので是非。
真鶴出版:https://manapub.stores.jp/items/608938b6047a9d3381297e47
表紙はデザイナー・吉田勝信さんの装画。
手作業による特殊印刷でふたつとして同じものはないとのこと。
また、まちやど百景の中で福山の「自由軒」が取り上げられています。
一度行ったことがりますが、また行きたいと思える洋食+おでん屋さんです。
壁一面のお品書きに圧倒されたこと、女将さんの無駄のない動き、美味しかった料理、
常連と思われる人たちの会話などなど、雑誌を眺めながらお店の記憶が蘇りました。
行ったのがちょうど春先で花粉で大変だったことも思い出してしまいました。
ずっと鼻をかんでいたような記憶が・・・
鞆浦にも行きましたが次回は春以外の季節に行きたいなと思います。
iso