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2025.07.25

山形緞通へ

こんにちは、スタッフの濱田です。

 

先日、絨毯の最高峰とも言われる、山形緞通の東京ショールームへ訪問してきました。

 

今回の訪問の目的は、現在進行している「大倉山の家」に使用する床材の検討のためです。

もともとギャラリーとして使われていた場所であり、天井が高く

 

絨毯のショールームとしては珍しい、商品が重ねて置いてあるのではなく

 

壁にかけてお客さんの目に留まりやすいように並んでいました。

山形緞通では独自の染色方法で他社の絨毯ブランドでは見られない

 

より繊細で鮮やかな、絶妙な色彩を再現することができ、その中でも人気なのがこの「MANYO」シリーズ。

 

今回はこちらのシリーズの中からお施主さんの好みに合わせて選んでいきました。

メンテナンス方法や注意事項など説明を受けた後は、実際にフローリングの上に並べて

 

色合いや光に当たった時の見栄え、またフローリングと絨毯の段差の具合など細かいところまで見ていきます。

基本的には一人の職人さんが最後まで一つの商品を仕上げに持っていくため

 

沢山の熱意と技術、そして愛情が注ぎ込まれ、高品質で厚みのある絨毯が出来上がります。

 

山形緞通は毛起こしの技術も独自でやっており、歩き心地や座り心地は最高で

 

包み込まれているような安心感がありました。

 

MANYO」シリーズは無地ですが模様があるものもあり

 

緻密な設計図に基づいてこちらも職人さんが手作業で織っています。

遠くから見ると木漏れ日をおさめた写真のような、極めて高度な技術を感じます。

 

これだけのクオリティの絨毯を見たお施主さんは少し悩まれていましたが

 

しっかりと心に決まったものがあるようでした。

 

今後どのようにその空間が仕上がるのか、とても楽しみです。

 

hamada

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