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2021.08.27
室内模型で検討中
こんにちは。スタッフの田原です。
現在絶賛、「北綾瀬の家」の詳細を詰めている最中です。
ある程度全体のイメージができたので、1/30の部分的な室内模型を作って検討を進めています。
3階建て住宅の2階LDK部分です。
家具や階段を作り込むことで、だいぶ空間が見えてきました。
窓のサイズや位置などを調整して、光の入り具合も確認しています。
今回、2階から3階にかけての階段は「力桁階段」を使用しています。
斜めに架け渡した背骨のような一本の太い角材だけで、
段板の真ん中を支える構造の階段です。
模型上では4×10mmの角材をミニノコギリでギザギザに削っています。
(最近新しく加入した模型道具のミニノコギリ。
なかなか優れもので、刃がとても薄く切りしろがほとんど出ずに大活躍でした!笑)
段板を乗せて出来上がった力桁階段。
有り合わせの材料で作りましたが、それっぽく仕上がって一安心です。
設計する上で空間を把握するために、模型はとても大切なアイテムです!
設計事務所は図面を描いているだけだと思われがちですが、
こうして模型を作ったりスケッチパースを描いたり、実は検討にさく時間がとても多いのです。
なので、製作時間短縮のため家具は使い回したりしてます…(笑)
模型を見て確認して図面に落とし込んでいきます。
tahara