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2023.12.09

BABA VOVO 現場レポート11 (完)

先日、店舗兼用住宅BABA VOVOのお引渡しがありました。

クライアントのご理解や施工会社の東建設さんのご協力により、

 

無事にお引き渡しの日を迎えることができてました。

 

皆様、ありがとうございました。

 

初めてクライアントのOさんご夫妻にお会いしてから約2年半。

 

コロナ禍真っ只中だったことも影響して、

 

正直、乗り越えなければいけないハードルは少なくありませんでした。

 

竣工時期の決まりや予算調整、工事工程でこれだけヒヤヒヤした現場は初めてかもしれません。

 

建築は多くの人の表には現れないプロの仕事に支えられているのだと、

 

改めて感じた現場でもありました。

 

今回もものづくりに対する情熱あるメンバーに支えられていたように思います。

 

数えてみると契約設計図面で約100枚、現場に入ってからの指示書、

 

詳細図面で約100枚の図面を描いていました。

 

その気の遠くなる枚数の図面を細かい部分まで丁寧に汲み取っていただき、

 

辛抱強く答えてくれた現場監督や職人さんには感謝しかありません。

 

スタッフの田原も初めての混構造や現場監理は大変だったと思いますが、

 

実施設計から現場監理までやり抜き、よく頑張りました。

 

特に今回はこの建築に住みたいと願ったクライアントの気持ちが、

 

計画の大きな推進力だったように思います。

 

実は建設費高騰の中での予算調整もなかなかまとまらず、

 

2階建ての別案を提案したこともありましたが、

 

結果、最初に提案したプランからほぼ変わらずに完成しています。

 

正直、この建設費高騰の中で当初の提案通りに進めるのは難しいかな…と、

 

諦めかけた時もありましたが、最初の提案を大変気に入っていただき、

 

提案通りに進むように東奔西走した、

 

クライアントOさんの情熱と執念だったと言っても過言ではありません。

 

その姿勢からは学ぶものが多く、ものづくりの真髄を見たように思います。

センスの良いOさんご夫妻のことなので、

 

きっとこれから素敵な暮らしが紡がれていくことでしょう。

 

プロジェクト名の「BABA VOVO」とはOさんが営む美容室の店名。

 

お店も1月末に移転ということで、そちらも楽しみです。

 

来春の竣工写真撮影が待ち遠しい。

 

名残惜しいですが、約10ヶ月の北九州黒崎への現場通いもこれにて終了です。

 

Oさん竣工おめでとうございます。

 

また、遊びにいきます!

iso

 

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