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2026.01.15

ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ

先日、渋谷ヒカリエで開催されている、「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」に行ってきました。

 

ハンス・ウェグナーはデンマーク出身の家具デザイナー。

 

機能性と美しさを兼ね備えたデザインで知られ、「椅子の巨匠」と称されます。

 

代表作のひとつ《Yチェア(Wishbone Chair)》は1949年のデザイン以来、

 

現在も世界的に人気が高く、特に日本でも多くの支持を集めています。

 

ウェグナーの展覧会は何度か行ったことがありましたが、今回のような大規模な展覧会は初めてでした。

 

ほぼ全ての作品が展示されているのではないかと思うほどの展示数。

 

その数200点以上だそうです。

 

ほとんどの重要作品は網羅されていたのではないでしょうか。

 

田根剛さんの会場設計もよく、360°から観察できるような展示の仕方や、明暗使い分けた空間構成、

 

Y-ChairやThe-Chairの名作チェアの解剖展示などもあり、充実の内容でした。

 

ウェグナーの家具はいくつか所有していますが、どれも素朴で親しみやすさがあります。

 

さらに職人の技と洗練されてデザインが感じられます。

 

今回の展覧会でウェグナー椅子は「身体のための道具」だとあらためて感じました。

 

座ること、触れること、背を預けること。

 

その一連の動作が自然に流れるように導かれるつくりになっています。

 

造形は美しいが、主張しない。

 

美しさは結果であって目的ではない、という姿勢が一貫しています。

 

決して饒舌ではないですが、深い思考と手仕事の密度として立ち現れる形は、

 

木と真剣に向き合った時間を想起させます。

 

織田さは名作椅子の条件を9つ挙げています。

1、機能的であること。

2、丈夫であること。

3、審美的に美しいプロポーションであること。

4、ロングライフなものであること。

5、エポックメイキングな作品であること。

6、物と価格のバランスがとれていること。

7、あまり重すぎないこと。

8、修理が可能であること。

9、リサイクル可能であること。

 

織田さん曰く、ウェグナーの椅子はこの条件をほとんど有しているそうです。

 

なのでウェグナーの椅子は名作が多いのではないかと話されていたのも印象的でした。

 

建築設計にも通じることが多く、ウェグナーのフラフツマンシップを感じる素晴らしい展覧会でした。

 

展覧会では実際に座れる椅子もあり、名作の座りご心地を体験することもできます。

 

1月18日までで会期が残り少ないですが、オススメです。

 

是非。

 

iso

 

 

 

 

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