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2021.09.04
カラー決め
こんにちは、礒です。
9月に入って急に肌寒い日が続いていますが、
残暑はもう終わってしまったのでしょうか。
季節の切り替わりが急過ぎてついていけません…
さて、事務所ではデザイン監修をしている分譲住宅のカラー決めをしています。
今回は主に外壁廻りのカラー決めです。
外壁廻りだけでも、屋根、外壁、笠木板金、土台水切り板金、サッシ、玄関、雨樋などなど、
代表的な箇所を挙げてみましたが、決めないといけない項目が結構あります…
色々とサンプルを並べて組み合わせを検討しています。
事務所のテーブルに図面とサンプルを並べて確認です。
外部の素材なので外の光を当てて実際の見え方も同時に確認します。
使用したことのある素材であればある程度見当がつくのですが、
初めて使う素材は毎回サンプルを取り寄せて必ず確認しています。
外壁だと使用面積が大きいので少しの色の違いでも実際施工すると大きな差となって現れます。
なので毎回時間をかけて慎重に吟味しながらカラーを決めています。
メーカーのHPやネットなどで簡単に素材の写真は見れるのですが、
やはり実際にサンプルで見ないと質感や微妙な色のニュアンスは分かりません。
外回りのカラーは落ち着いた雰囲気で大枠の方向性は決定。
普段あまり使わない素材もあるので、出来上がりが楽しみです。
おまけに。
こんな感じでサンプルを取っては確認、取っては確認を繰り返していると事務所がサンプルだらに…
カタログは電子カタログでなんとかなりますが、サンプルはそうはいきません。
なので色々と考え、無印の箱に入れて少しでもきれいに見えるように工夫しています。
例えば樋のサンプル。
偶然にもサイズぴったり!
不思議なもので箱に入ると樋の格も上がって見えます。
なんだか贈り物みたいですが(笑)
蓋を閉めるときれいなスクエアの黒い箱です。
まさか樋が入っているとは思いません…
他と合わせてこんな感じで収納されています。
iso