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大山 阿夫利神社下社 改修工事

横浜市公共建築100周年事業の一つとして実施された設計コンペの応募案。

大きな芝生広場が魅力で休日などは多くの人がくつろぐ根岸森林公園に、誰もが利用しやすく、周辺環境と調和したトイレを建築することが求められました。

公園の歴史や自然、木々や周辺環境のモーチフを楕円と捉え、トイレ機能だけではない寛ぎ、人々の居場所になるOVAL PLACEを提案しました。

CLT屋根版で構成されたおおらかな大屋根を左右点対象に折り、公園のランドスケープに呼応し調和するトイレを目指しました。

 

 

 

駅から程近い幹線道路沿いに立つ複合建築の計画。

敷地は四方を道路に囲まれた特異な場所にあり間口は23mと長く交通量も多い。

この四方から見られるという敷地の特性を活かした、裏と表の境がない静かな建築の姿を思い浮かべ、雑多なビル群の中に時間を感じさせない佇まいをつくれないかと熟考した。

サイディングやコンクリート、タイル貼りなどの外壁が多くの割合を占める周辺環境にあって、

開口部を抑え経年を感じる素材で外壁に仕上げることで、

時間をまとう建築になるのではないかと考えた。

細長い敷地形状に併せて、店舗部分と事務所部分はボリュームを変えて性格分けし、隙間にスリットを設けることで行き止まりとならないよう、

内部空間に奥行きを生み出した。店舗の吹き抜けからはやさしい光が差し込み内部を包む。

忙なし街の風景の一部として、さらに人々の記憶の片隅に、ずっと変わらずに在り続けることを目指した建築である。

 

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