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BABA VOVOworks

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所在地:福岡県北九州市

竣工:2023.12

用途:店舗兼用住宅

延床面積:240㎡

写真:YASHIRO PHOTO OFFICE・礒健介(※印)

施工:株式会社東建設

構造設計:大賀建築構造設計事務所
工事種別:新築
構造種別:混構造(RC+木)3階建て

   

北九州市八幡西区にある店舗兼用住宅の計画です。

敷地は駅から続く歴史ある商店街を抜けた閑静な住宅街に位置し、ゆったりと余裕のある低層の住宅が立ち並び南東に皿倉山、西には岡田宮の自然を望むことができる場所にあります。

この多彩な周辺環境を取り入れながら、住まいと店舗との各エリアの性格分け、動線計画や住居のプライバシーの確保と店舗の視認性という、相反する問題をどう解決し共存させるかが課題でした。

各要件を紐解き街との距離感やプライベート空間の配置計画検討を重ねた結果、1階を美容室とし、プライバシーや防犯に配慮しながら、豊かな周辺環境を享受できる2階、3階を住居としました。

 

1階は南側に店舗と外部空間、北側に車庫と住居へのアプローチを設け、それぞれの動線が混在しないように配慮しています。フレキシブルで多様な展開が予想され、木造より大きな空間がつくれることから1階はRC造を採用。

仕上げは店舗という性質とクライントの希望からコンクリート打ち放しを採用しました。仕上げはその力強さに負けないようにスチールやガラス、ラワンなどの質感を活かした無垢な素材を組み合わせています。

天井面は凹凸がでないように逆梁とすることでフラットな壁と天井面をつくり、照明計画やレイアウトの自由度が増すように意図しています。

 

2階、3階は住居で住環境や居住性、温熱環境を考慮して木造で計画。2階は1階のコンクリート壁を延長してテラスの壁まで立ち上げることで、

隣地の視線を気にすることなく使用でき、中庭のような安心感のあるテラスが生まれました。このコンクリートの壁が南西側にL型に周ることで開口部は遮蔽が不要になり、

LDKは吹き抜けや天窓も相まって明るく開放的な空間が実現しています。これは混構造の特性を最大限に活かすことを意図した結果で、店舗と住居部分の意匠的な繋がりをつくりだしています。

気兼ねなく使えるテラスは朝食やBBQ、子供の遊び場、物干場などの多目的で自由度が高くで稼働率もいいとクライアントからも大変好評です。

 

外観はコンクリートと木造の混構造の違いをそのまま表現し威圧感がでないように仕上げやボリュームの検討を重ねました。

様々な要素を受け入れながら、コンクリートと木造、住居と店舗、多様でありながら統一感があり、開かれながら閉じているような対比的な要素を、

どちらに依存することもなくフラットでニュートラルな佇まいとして表現できたのではないかと考えています。

南側の板塀や一部の家具はクライアントのDIY。今後も自分達で色々と手を加えていくとのこと。

これからますます住まいやお店が彩られていく姿を見るのが楽しみです。

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