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2023.03.23
BABA VOVO 現場レポート2
北九州の黒崎で計画している店舗兼用住宅「BABA VOVO」の工事が進んでいます。
工事の初めはまず基準芯をだして建物の配置を決定、確認します。
お施主さんに飛ばしていただいたドローン。
これは初めての経験でしたが全体が把握しやすい!
初の空から現場監理 (笑)
確認が終わるとピット(設備用の地下空間)の掘削工事前に周りの土が崩れないように、
山留工事の杭となるH形鋼の打ち込み開始です。
H形鋼の溝に板(横矢板)を落とし込み土留とします。
この工法は「親杭横矢板工法」という小規模な建物では一般的な土留工事。
こうして建物サイズより少し大きく掘削し、工事スペースを確保していきます。
なんだかH鋼を横矢板の組み合わせも無骨な感じでかっこいい。
掘削の次は砕石を敷いて転圧して地面を締め固めていきます。
このあと、改めて基準芯の墨出しを行うための捨てコンクリートを打設し配筋工事へと続きます。
水面下ではコンクリート工事に備え図面や施工計画などの下準備が着々と進んでいます。
まだまだ、工事は始まったばかり。
完成が楽しみでなりませんが、
まずはしっかりと現場監理を行なっていきたいと思います。
iso
Photo:Nobuaki Ogawa