大山阿夫利神社改修工事現場レポート4

阿夫利神社の客殿改修工事が進んでいます。

師走に入り現場もなんとなくバタバタと忙しない雰囲気。

下地が組み上がり仕上げ工事に入っています。

既存の下に設置する天井のルーバーが取り付き、

客殿の空気感がガラッと変容したように思います。

200本以上の桧ルーバーは圧巻です。

既存建物のゆがみや柱のズレをみながら、一本一本手作業での設置はかなり苦労したと思いますが、

大工さんはこともなげ。その姿がなんともカッコいい。

現場でこんな注意書きを発見。

嬉しくもあり背筋が伸びます。

よく図面は「現場への手紙」と例えられますが、

ちゃんと読んでもらえる手紙を書けているのか改めて考えされられます。

職人への言葉のようで実は設計者に投げかけられた言葉なのかもしれません。

相手の仕事に敬意を持つ人の仕事はきっと素晴らしいはず。

工事はこれから床貼り、壁の小幅板貼りへと一気に続きます。

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