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2025.02.28

大山阿夫利神社改修工事 現場レポート6

授与所廻りの改修工事が進んでいます。

 

ある程度解体が終わり、柱や梁の構造補強や下地、間仕切りの工事に入っています。

 

改修工事の難しいところは、既にあった部材がどのような状態で、

 

これからも使用できるのかどうか見極めなくてはいけないところです。

 

使用部材の取捨選択。

 

既にあったものをどう活かしていくかの判断がとても重要になります。

 

今回は柱の脚廻りは状況を確認しながら、撤去、取替え、部分継ぎの有無を判断しています。

 

補強が必要な箇所は部分的に根継ぎをしていきます。

 

根継ぎとは柱の下部の腐った所を、新しい材に取り替えて補強することいいます。

 

これができるのも宮大工である内田工務店ならでは。

 

作業している大工さんに「根継ぎは失敗できないから緊張しませんか?」

 

と素人みたいな質問をしみると、「めっちゃ緊張します!」と一言。

 

「ですよね〜」とか言って笑いあっていましたが、ピタッと嵌った姿を見ると感動を覚えます。

 

さずがの技術。

令和の大改修のテーマは「繋ぐ」

 

新旧を織り交ぜながら次世代に繋ぐ改修工事が続いています。

 

iso

 

 

 

 

 

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