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2025.12.10
大倉山の家 現場レポート1
こんにちは。スタッフの濱田です。
12月に入ってしまいましたが、先月の中旬から「大倉山の家」の工事が始まりました。
今回はフルリノベーションになるので、躯体とアルミサッシ以外は全て外し、
新たに壁や床、天井を設けます。
解体作業自体はスムーズに進みあっという間に配管だけの状態になりました。

既存状態を見ているので壁や床がないとあまりの広さに驚きます。
見える躯体はとても綺麗に残っていて、天井も梁が1つしか出ておらず、
見通しもよく、とても良い状態でした。

LDKは壁などを設けず、連続した空間になるので、
現状の見通しをそのまま活かすイメージに近いです。

現在は「墨出し」と呼ばれる壁や、建具の位置をスラブに書き出していく作業中。
大工さんが1本1本丁寧に位置を記していきます。

築30年以上の建物は図面がデータ化されていなく、
手書きや青焼きの図面がほとんどなので正確には寸法が取れません。
リノベーションでは解体した後に躯体から採寸していくので
元々書いていた図面とズレていることは良くあるお話。解体してから細かく調整段階に入ります。
これから壁の下地がどんどん立っていくので、年末までにどれほど変わっていくのか、楽しみです。
hamada




