2024.10.16

さがみ野の家 現場レポート3

さがみ野の家の現場が進んでいます。

 

外壁廻りの工事が進みもう少しすると杉板張りが始まります。

 

外回りが固まったこともあり内部もある程度輪郭が見えてきました。

 

壁と開口部のバランスなどを確認しつつ、諸所の納まりや仕様など、

 

隠れてしまう箇所はこの段階で全て確認していきます。

気密確保のために隙間はウレタンを充填して塞いでいきます。

 

地道な作業ですが、職人さんのこの積み重ねよって高気密が確保されています。

屋根廻りもトップライト が取り付き、防水シートとの取り合いを確認しました。

 

勾配が急なので防水シートの防滑性能も重要なんだと改めて感じます。

 

安全性や施工性の直結する大切な性能ですが、

 

なかなか体験しないと気づかない部分でもあります。

 

図面だけでは見えてこないこともあり、経験や現場での対話の重要性を感じました。

 

防水シートに限らず、毎回いろいろな箇所の意見を聞きながら、

 

設計にフィードバックして次の現場に生かしていきます。

屋根に登って周辺の景色を楽しむという現場での密かな楽しみがあります。

 

地形や街並みが望めるこの視点が好きなんです。

 

視点が変わることで、いつもの街並みが違って見てくる面白さ。

 

この日は天気も良く大山がくっきりと見えていました。

 

もちろん防水シートの確認も抜かりなく行いチェック完了です。

 

まだまだ、工事は続きます。

 

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