blog
2024.08.21
さがみ野の家 現場レポート1
先日、さがみ野の家の配筋検査を行いました。
現場が始まると設計図と照らし合わせて、現場確認をする監理業務に入るのですが、
構造に関わる最初の重要な工程が配筋検査です。
鉄筋のサイズや位置、配筋等が図面と相違ないか細かくチェックしています。
慣れてくると見ただけで、鉄筋の経やピッチがわかるようになるのですが、
各ブロックで配筋方法が変わったり、部分的に特殊な配筋もあったりするので、
結局、毎回図面とにらめっこしながら全て確認をしています。
上下に配筋が通っているスラブのダブル配筋。
ただ鉄筋を並べているわけではなく、構造計算によってサイズやピッチ、配置が全て決まっています。
鉄筋同士の重ね継手の長さなども径によって細かく決まっています。
例えば重ね継手L=40Dなど。
D13の鉄筋であれば13×40=520となり、
現場で520以上あるかを確認していきます。
基礎の立ち上がりの配筋。
こちらはコンクリートの被り厚さ確保のための部材、ドーナツ。
今回の基礎幅は150mm、スケールを当てて確認します。
バッチリです。
基礎が打設されると土台を敷きますが、その土台と基礎を緊結させるアンカー ボルト。
打設前にセットして基礎にしっかり固定させます。
配筋が完了すると次はスラブの打設に進みます。
配筋検査も問題なく終了です。
iso