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2021.07.12

模型製作の裏側

こんにちは。スタッフの田原です。

 

今日は模型製作の裏側をご紹介したいと思います。

 

平面図、断面図、立面図などの図面が一通り出来上がったら、

 

プレゼンテーションに向けて模型を製作します。

 

今回は1/50の大きさで3階建ての住宅。

 

まずはスチレンボードで敷地をつくります。

 

 

この上にジェッソという白い塗料を塗って質感を出します。

(写真では少し分かりづらいかもしれません)

 

 

平面図を元に床部分を切り出して、内壁を立てます。

 

(左から1階、2階、3階)

 

フローリングのイメージになるように黄ボール紙という材料を床に使用しています。

 

積み上げてみるとこんな感じ。

 

 

次に、立面図を元に外壁部分を切り出して窓をあけます。

 

 

今回の外壁は左官仕上げの予定なので、ジェッソを塗って質感を出しました。

 

 

そして模型の肝といえるのが「屋根」

 

屋根の精度によって模型の出来が決まってくると言っても過言ではない(と思っている)ので、

 

いつも細心の注意を払いながら作ります。

 

 

今回はシルバーの屋根ですが、

 

色味も全体の印象を左右する重要な部分なので、

 

様々な画用紙を見比べて使用する色を決めています。

(グレーひとつ取っても5~6種類あります)

 

それぞれのパーツを組み立てていき、細かいところに手を加えて

 

出来上がったものがこちらです。

 

 

設計の意図が伝わるように、

 

そして何よりもお客様の家づくりのイメージが膨らむように、

 

どの模型もひとつひとつ愛情を込めてつくっています()

 

 

検討段階でつくった1/100のスタディ模型と比べると1/50は迫力がありますね!

 

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